理解してほしいこと、教えないでほしいこと

なんでこんなことを書くか

問題解決とその手法について、結構勘違いしている人が多いなと今まで何度も思ったし、これからも思うんだろうなと思ったので、間違っているかどうかは知らないがとにかく書き起こしてみることにした。割りとふわっとしたのでそもそもちゃんと伝わるかどうかもわかりません。

とにかく、世の中には情報が反乱していて、エンジニアによる問題解決にも様々な手法が交錯し存在していて、ただそういった手法のみを入り口にして問題解決が成立できると勘違いしている人も多いな、と思っていて、用語ばかり飛び交ったり、用語をただの知識マウントに使ったり、色々とインターネットはやはり地獄だなとなるようなことがたくさんある。そういった地獄の中で、それでも何か伝えたいことをこの駄文から掴んでもらえると嬉しいのだけれど、駄文を書き連ねているだけなのでそれも難しいかもしれない。

TL;DR

まず、仕事をする上では物事の本質を常に把握するように務めるべきである。
また、人に相談して得た手法は役に立たないし、他人が自分のために常に正しい答えを用意してくれると思っているとしたらそれは幻想であり、あなたが他人のために常に正しい答えを用意できると考えているとしたら、それは妄想である。

少なくとも理解してほしい、と思っていること

「問題解決」の手法でなく本質を捉えて欲しい

優秀なプレーヤーは、まず問題解決そのものの本質を理解していて、それから開発手法であったり、設計技法であったり、開発戦略であるところの方法論を議論し、また積極的に用いているように思います。ときには彼ら優秀な人々が、特定の手法を用いることでその本質を意識せずに問題解決を為しているように見えることもあるかもしれませんが、それは幻想です。彼らが手法を上手く使いこなしているのは、問題解決の根本的な部分、つまり地道なコミュニケーションとトライ(アル)アンドエラーを繰り返してきた経験からなるものであって、手法を先行させることは基本的には出来ないのです。
おそらくその本質自体も、プレーヤーによって経験してきた難しい問題が異なると思いますし、当人にフィットする勘所のようなものはそれぞれ異なっていることでしょう、それがベースになっている上で手法が成り立っているので、それを上辺だけ真似して問題を解決することは出来ない、そういう風に私は思っています。
これは決して「先人の苦労をきっちり総じて踏み抜いていくべき」ということを言いたいわけではありません。リスクを回避する手段や経験則を先人が知っているので、リスクを極力回避しながらも本質を学習するチャンスがあるのに、リスク回避行動だけとって安心するのはやめよう、そういう話です。

問題解決を混乱させているのは我々のように先行している(あるいはそう勘違いした)人間なのではないか

安易に「本質を理解していない人々」に手法だけでリスク回避させようとしていないか

ある程度経験を積んでいる人であれば、自分が直接かかわらない人から、悩みを相談されることも多いでしょう。その時、相手の置かれている状況を正しく把握せず、安易に「○○使えばいいじゃん」のように手法だけ紹介して処理したつもりになってしまうことはありませんか?
あなたは相談者の状況を本当に理解した上でアドバイスできているのでしょうか。自分が関与しない状況を判断するために、相談者の言っていることを鵜呑みにして問題を誤って捉えていないでしょうか?
いかに仕事上の問題解決能力に長けていると自覚していようと、自分が直接関与しない問題に対して、集中して適切な問題解決を実現することは非常に難しいのではないかとわたしは思っています。また、そういった相談は飲み会や勉強会に於ける懇親会など、オフタイムに発生することが殆どで、そういった状況はより真の問題解決を困難にしているとは思えないでしょうか。

まとめ

悩める人々へ

本質は何かを考えよう。何が問題なのか、自分が困っていることは何なのか、自分を取り巻く環境は一体どうなっているのか。それを第三者に正しく伝えられるかどうか常に考えよう。アドバイスを求めた相手は、あなたの問題解決には力を発揮できないことを理解しよう。あなたの問題はあなたが解決する必要があるのだから。

悩める人々を導くべき人々へ

他者の問題解決ができると思っているとしたら、それはあなたの驕りであることを理解しよう。あなたの手法はあなたにしか使えないものであるかもしれないと考えるのを忘れないようにしよう。困っている人間の問題を解決することは、仕事よりも大変だと理解しよう。あなたに利害のない問題解決にあなたが全力を出すのは難しいことなのだから。

明日も頑張って働こう

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